志水医院

日進市岩崎町の内科,胃腸科 志水医院

〒470-0131 愛知県日進市岩崎町神明86
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年初に思う

年初に思う

年明け早々寒波に襲われ、インフルエンザも猛威をふるって、市内の学校や保育園、幼稚園では学級閉鎖が沢山出ています。毎年この時期は大寒なんで当たり前ですが、それでも陽が昇る頃が少しずつ早くなって、暮れるのも遅くなってきています。受験生では無いけれど、指折り数えて春を待つばかりの今日この頃です。さて、年初にふと思い出した事があります。小生の14歳の誕生日、昭和45年11月25日、三島由紀夫先生が自決された日です。TVで自衛官を前に檄を飛ばす三島の姿は物凄いインパクトでした。その後割腹自決されるとは・・・網淵謙錠氏の小説≪斬≫には慶大医学部での解剖所見から引用され、「三島の割腹は壮絶で、あの腹の切り方は一人で死ぬ場合の切り方・・・これは常人のなしえざるところ」と記してあります。その時は小生まだ幼くて、概略さえ理解出来ませんでしたが、後年色々な評論や、美しい文体の三島小説等を読んで見ましたが、到底真相は理解できませんでした。そんな、三島が死の約4か月前に産経新聞夕刊に次の様な投稿をされています。「このまま行ったら<日本>はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。<日本>はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう」。この予言どおりに、今の日本はなってしまいました。そして、失われた<日本>は今後如何に行くのでしょうか・・・

戦後70年、憲法9条を基本に平和な国でいられました事は全くの事実です。しかしどうでしょう?今、時代の変遷と共に周辺国の“全て”が変わって来ています。その変化に現行憲法や法律で対応できるんでしょうか?9条さえ守り続ければ、軍事力を増長しなければ、何事にも全て経済協力(一体何時まで無償円借款を続ければいいのか、IMFの要請で円を拠出したのに・・・恩を仇で返す国々をこれ以上優遇する意味があるのか?)をすれば、外国が日本の自主独立を保障してくれるんでしょうか?等々、諸々こんな日本を三島先生は見事予見していました。三島の生き様からは、見事な狂気の隣に真の天才が存在している証明を見たようです。何だか、年の初めに暗い話題でしたが、過去の反省に立って明るい未来を見つめ、今年も頑張りましょう!(未年大寒)

2015-01-28 10:12:04

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